2008年1月20日日曜日

インフルエンザとはなんですか?

・ インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされます。
・ ウイルスは、ウイルス内部の蛋白の違いから、A、B、Cの3つの型に分類されます。A型は、ウイルスの表面にある糖たんぱく質の異なる抗原性(アレルギー反応を起こす力)であるHA(赤血球凝集素、16種類)とNA(ノイラミニダーゼ、9種類)の組み合わせによって、H1N1からH16N9までの144種類の組み合わせに分類されます(この分類を「亜型」と呼ぶ)。従い、H5N1型鳥インフルエンザという場合は、A型インフルエンザのHAが5番というタイプ、NAが1番面の「亜型」という意味となります。
・ HAの役割は、ウイルスが細胞にくっつく作用、NAは、細胞内で成熟したウイルス粒子を細胞から切り離す働きをします。この役割を利用して、抗ウイルス薬である「タミフル」は、NAの機能を抑制阻害することでウイルスのヒトの体内での増殖をおさえる効果を持つように設計された薬で、「ノイラタミラーゼ阻害薬」と呼ばれるわけです。
・ このA型インフルエンザにより20世紀に発生した3回の新型インフルエンザパンデミックのウイルスのタイプは、各種研究の結果、つぎのように判明しています。
   1917年 スペインインフルエンザ  H5N1
   1957年 アジアインフルエンザ   H2N1
   1963年 香港インフルエンザ    H3N5
ヒトは一部のA型インフルエンザとB型、C型インフルエンザウイルスの宿主となります。A型インフルエンザの宿主は、亜型が異なるとが異なり、カモなどの水鳥を中心にヒト、ウマ、ブタ、ニワトリなどに広く分布しております。

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